朝3:50の陽気

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 毎朝3:50。これが私の起床時間。

 この時間に落ち着くまでに30年以上かかった。もし、学生時代の自分に出会えるなら、2番目ぐらいに伝えたいこと。1番は、「今を楽しめ、一番やりたいことからやりなさい。」と決めている。

 朝の時間の価値は、30を過ぎてから高まった。家族が増えたことと仕事が増えたこと。さらには、体力の低下。仕事が増えることは当然のことだが、20代の自分の仕事ぶりを振り返ると、良くも悪くも効率が悪い働き方をしていた。長い時間職場にいることや休日出勤。時間外労働の多さで、仕事をはかっていた。厳密には、未熟な若者にとっては、残業時間と疲労ぐらいしか、自分が前進していることを確かめる手段がなかったのかもしれない。

 仕事体力、家族などの環境の変化で、朝型への変更を余儀なくされた。それでも、長年積み重ねた習慣を変えることには、時間と労力、何より精神力が必要だった。

 今でこそ、朝のこの時間は、何より守りたい習慣となっているが、自分の意志のみを頼りに継続することは、簡単なことではない。それでも、早起きのポイントはシンプルで、早く寝ることだ。自分の快適な睡眠時間を把握したら、就寝時刻が決まる。寝具やアラームも大切だが、やはり就寝時刻が早起き成功の95%を握っている。

 私の場合は、21時に就寝すること。冬季は20時半がベスト。早起きをして分かったことだが、冬季は、どうも眠気が多い気がする。特別な体調の変化がない限り、これで大丈夫。最後の5%は、寝覚めてから立ち上がるまでの数秒間。多くの人にとっての早起きは、ここが90%なんじゃないかと思う。数年この習慣を続けても、最後の5%はなくならない。最後は、気持ち。

 それでも、このなくならない5%の価値は高い。毎朝自分と勝負している感覚。勝ち続けたい理由があれば、勝つことはたやすい。その後の幸福感を知れば知るほど、やめられない。それが早起きだ。

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