『出会った人の数が、知識の数』

　昨夜のインスタライブ視聴中、この言葉にハッとした。

　インスタライブを最初から最後まで視聴することが、ほとんどない私にとって、集中して話を聞いた不思議な時間。

　同世代の二人の話が興味深く、心地よかった。

　話の後半、ポツリと出た『出会った人の数が、知識の数』

　確かにそうだなと、その言葉を嚙み締めた。

　思えば、

　浪人を決めた、アメリカの大学受験最終面接官。

　大学を決めた浪人時代の中尾先生。

　休学を決めたマレーシアの晴さん。

　barの開業を後押ししてくれたとしさん。

　教師としての道しるべをくれた岩田先生。

　人生のターニングポイントで、必ず決め手となるのは『人』の存在。

　本での出会いもある。それでも、人と話をして、同じ空気の中で感じた感覚。

　そんな感覚を信じて、やってきた。

　今回の決断も、人に話しながら、自分の感覚を確かめてやってきた。

　何より皮肉にも、コロナ渦に始まった夫婦散歩の時間が

　家族の方向性をゆっくり、じっくり定めてくれた。

　ある程度のストレスは、人間の成長に必要なんだろう。

　深く考えるきっかけ。気づくチャンス。

　生かすも殺すも自分次第。

　楽しい人生を子どもたちに見せようと思う。