物持ちのいい実家に大切に保管してあった、懐かしの「人生ゲーム」。30年物のファミリーアナログゲーム。少年時代、この「人生ゲーム」に熱狂したことを思い出す。
昨夜、末娘が突然「父ちゃん人生ゲームやろう!!」
まだお風呂に入っていなかったこともあり、「まだ風呂入ってないから、兄ちゃんや姉ちゃんとやり~」と返答。いつもなら、いじけて終わりが昨夜は違った。お兄ちゃんお姉ちゃんが話に乗ってきたのだ。
「父ちゃん何か商品出して!!」「よっしゃー!考えとくわ。人生はゲームやから楽しまなな♪」「3位まで商品考えてな!」「なるほどええよ。」(いじける末娘を想像しての長女のファインプレイ)
そんなやり取りで始まった子ども3人での「人生ゲーム」私も小さいころ、職業を決めたり、給料日を楽しみにしたり、家を買ったり、仕返ししたり…楽しい思い出が蘇る。
さらに、「人生はゲーム」はみんなで夜にやると盛り上がる。非日常を体験できるゲームだ。勝負にこだわる子ども3人だけのゲーム。末娘には「泣いたら駄目よ。」とだけ伝えてお風呂に入った。
風呂場まで聞こえてくる声の様子では、順調にゲームは進んでいるようだ。早めに風呂から上がって買い出しに出かけた。
予定もなく夜に出かけることのないスーパーで、景品を考える。ここで1つの問題。
景品でもひと悶着ありそうだ。1~3位に格差をつけるほうが面白いが、やっぱり3位がいじけそう。「人生とはそんなものだ。」と、世の中の厳しさを伝えたい半面、せっかく楽しい時間を過ごした最後に泣きっ面(たぶん末娘がそうなるイメージ)が安易にイメージ出来て悩む。
月曜日の夜、風呂上がりのおじさんが一人スーパーを徘徊する。最後は結局、家族みんな同じのちょこっと高級アイスに決定。そうただのアイスで景品ではない。可もなく不可もなくというやつ。
あそこで、誰もが驚く、景品で大爆笑をとれるスキルが欲しい。次回リベンジしよう。ちなみに、末娘は勝負にも負けそうになり、眠気にも襲われ、半べそでアイスを食べる前に寝ようとしていた。
やっぱり「人生はゲーム」楽しんだものが勝ち(価値)になる。
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