New Zealand

移住

We love Netherlands.

オランダでの生活が半年を過ぎた。

散歩すれば知り合いに会う日常。

今、自分達はここで生活していることを

実感する。

車から手を振ってもらったり、

犬を撫でながら世間話をしたりもする。

アムステルダムセントラルから

たった2駅のこの街は、

都会でも田舎でもない場所。

ご近所さんもみんな親切で、

出会えばいつも笑顔で手を振ってくれる。

自宅前2台の自転車は鍵もかけていない。

子ども達だけで近所の公園で遊んだり、

夕食後に夫婦で散歩に出かけることも

できる。

ご縁

本当に縁とは不思議なもので、

この家に出会った。

6ヶ月だったはずのレンタルは、

7ヶ月になった。

ここ2ヶ月、

私たち夫婦を苦しめた家探しも、

今後の自分達の生き方を考える

良い機会となった。

日本では、テレビで見るだけの、

非現実的なロシア侵攻は、

オランダに住む私たちの生活にも

身近に関係する日々。

6ヶ月前はいなかったウクライナ難民が、

近所に増え、

散歩をすると至る所で

ウクライナ国旗を目にする。

物価高と住宅難のダブルパンチの最中、

ウクライナ難民と家を奪い合う事態。

住宅の内見に出向いては、

余裕のオーナーと

物件を何としても得たい人たちの

光と影が見え隠れした。

自分達も、当事者であるはずが、

どこか他人事でその様子を

一歩引いて眺めていた。

頼りの綱だった不動産屋の働きぶりは、

明らかに素人の私たち以下の中、

私たちは、オランダを離れる決断をした。

次の挑戦

あれから1ヶ月。

夫婦で何度も話し合い、

子ども達を交えた家族会議もした。

オランダに来てよかった。

オランダに導かれるようにこれて、

こんな素敵な場所で生活できた。

子ども達もそれぞれの頑張りで、

大切な仲間もできた。

別れを惜しんでくれる人もみんなにいて、

そんな事実は何より誇らしい。

あの日の決断からも何度も考えたけど、

7ヶ月のオランダに悔いは1つもない。

実は、次の計画も進んでいる。

5ヶ月間一時帰国した後は、

念願のニュージーランドへの渡航をする。

2年半前、

渡航4日前の突然のロックダウン。

全ての準備が整った後の青天の霹靂。

3年ぶりのリベンジは、

長女の一言から始まった。

「英語が喋れるようになりたい。」

英語が話せるになってほしいと願う親は、

無数にいるだろうけれど、

英語が話せない現実は、

本人の気持ちだと思う。

1から100に進むことより、

0から1に進む本人の気持ちが

一番だと思う。

そんな一言を聞いた瞬間、

次の準備が決まった。

オランダで目指した、

「視野を広げること」は

達成できた。

オランダの人々が、

公用語がオランダ語にも関わらず

当たり前に英語を使いこなし、

ベルキー、ノルウェー、イタリア、スイス、

ドイツ、アイスランド、フランスの旅行中

全ての国で、

英語を頼りに家族旅行ができた経験は、

本当に大きかったはずだ。

実体験の記憶は、心に残る。

さあ、笑顔で日本に帰国しよう。

オランダでの最高の思い出と共に。

何でニュージーランド?

それは、また次の機会に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました