父の日

家族

感謝する日

4日目の朝5:41、外は大雨。

今日は父の日。

結婚してもう13年、父となってまだ12年。

生まれて39年で、息子となって39年だから

やっぱり今でも父の日と言えば、

感謝される日ではなく、感謝する日。

恥ずかしながら両親や父に本当の意味で

心から感謝できるようになったのは結婚してから。

仕事の大変さ、結婚生活、自分の子ども。

両親はいつもフラットで、温かく見守ってくれた。

とにかく人生の先輩として安心感があった。

きっかけ

テレビで見た北海道の大自然に憧れて

「一人旅に行きたい。」と言い出した中2の私に対して、

両親は、まずは「近い九州ぐらいにしといたら。」と提案してくれた。

条件は1つで、旅行の計画書を自分で作成することだった。

青春18切符を買って、YHの会員になって、JRの時刻表を見ながら

ワクワク旅行の計画を立てた。

その後、中3で北海道、高2で富士山、

大1でインドネシア、大2でアジア周遊

休学してアメリカ大陸縦断…

あの時、まだ中2だった私の背中を

両親が押してくれなかったら…きっと今の生活はしていないだろう。

家族が増えてからも、旅行熱は加熱するばかりで

北海道一周キャンプ、九州一周キャンピングカー

毎年沖縄へ帰省し、毎年信州にも出かけた。

今はヨーロッパ中を回る計画を立てている。

きっかけの重要性を今でも噛み締めている。

バトン

曖昧な記憶だけれど、

一人旅をしたいと言い出した時、

父が学生時代に列車を乗り継いで青森まで旅をしたことを

話してくれたことがあった。

帰りにお金がなくなって、おみあげ用に買ったりんごを食べたこと。

自分がやって良かったことは子どもに自然と引き継がれて行くようだ。

自分の息子が一人旅をしたいと言い出す日が待ち遠しい。

父から引き継いだそのバトンを次へと繋ぎたい。

父の日の今日。

オランダからできることはテレビ電話で話すこと。

家族の元気を電話で伝えよう。

私が両親の健康だけを望むように、

両親も私たちの健康だけを望んでいいるだろうから。

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