車から見える世界

旅行

初めて自分の車を得た21歳。

あの時の高揚感は、

今でも鮮明に覚えている。

どうせ免許を取るならと、

長崎県の五島列島自動車合宿で

免許を取得した。

実技と筆記で試験に

落ちたことは内緒だが、

無事マニュアル免許を取得した。

最初の車は、

父親の勧めでマニュアル車。

軽四中古のマニュアル車が、

My first carとなった。

お金のない私のために

両親が購入してくれた。

車を得たことで、

大学生活の幅は大幅に広がった。

地球の裏側で

大学に2年通って、休学した。

世界に憧れ、

カナダでのワーホリ生活。

3つの仕事を掛け持ちして

貯めたお金を握りしめ、

8ヶ月間で南北アメリカ大陸を縦断。

南米の国々で、

悪路を走る日本車を

たくさん目にした。

私が日本人と知ると、

NISSAN!Toyota!と呼ばれた程だ。

あれから、20年…

ヨーロッパ

オランダ移住中、私たち家族は

Toyotaのヤリスを中古で購入した。

数年の型落ちでも、日本円で300万弱。

戦争による影響で半導体が不足して、

物価高が追い打ちをかける状況。

ヤリス購入のポイントは、

安全・安心・高燃費だった。

ヨーロッパの国々を運転して

一番感じたことは、

電気自動車の普及。

Teslaだけではなく、

Audi、Mercedes、BMWも

電気自動車が主流となっていた。

日本車は、思ったよりも少ない印象。

地理的なことを考慮しても、

日本車の勢いはなくなっている。

ニュージーランド

山がほとんどなく、

国土の大半が平地のオランダは自転車大国。

坂だらけのニュージーランドは自動車社会。

そんなニュージーランドでの

車探しには、本当に苦労した。

オランダでは、車専用のサポートを受けて

車を購入することができた。

ニュージーランドでは、

自分で検索して、アポを取って

試乗をして、交渉をした。

自動車の専門的な知識がない中

異国の地での車購入は

かなりのストレス。

街中には、日本車が溢れていた。

日本車が多い理由は、

交通ルールが関係している。

ヨーロッパでは、右側通行なので

左ハンドルが主流。

ニュージーランドは、日本と同じ

左側通行なので、右ハンドルが主流。

日本には、高い安全基準のために、

高品質の中古車が市場に出回る。

その車を海外のディーラーが購入して

輸入して販売しているということだ。

ニュージーランドでは、

NISSANのラフェスタを

20年落ち18万キロで購入した。

日本円で50万円弱。

とりあえず1年走ってくれたらOKだ。

7人乗りだからこれ一台で

引っ越しもキャンプも旅行もできる。

来客があっても大丈夫だ。

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